【窓】〜魅せる、機能する、窓いろいろ〜
みなさんこんにちは！
今回は【窓】についてお話ししたいと思います。
窓、それは外の光を取り込み、風を呼び込み
時には景色を額縁のように切り取る存在です。
家の中で“ただの開口部”として扱われがちな窓ですが
実は空間の印象を大きく左右する、非常に奥深い要素でもあります。
今回はNEXASの事例を通して、そんな窓の”魅せ方”と”機能性”
に注目していきたいと思います。
まずご紹介するのは
まるでギャラリーのような美しい玄関ホール。
この空間で最も目を引くのは
壁一面に並んだ大きな縦長の窓です。
外光をたっぷりと取り入れながらも
外からの視線を遮る格子の工夫によってプライバシーをしっかりと確保できています。
足元には間接照明が仕込まれており
夜になると柔らかな光が窓辺を優しく包み込みます。
次にご紹介するのは、木のぬくもりが溢れるリビングルーム。
ここで注目したいのが、天井近くの横長の高窓（ハイサイドライト）。
人の視線が届かない高さに設けることで
プライバシーを確保しながらも
自然光を室内に届ける工夫がなされています。
照明を落とした時間帯でも
ふんわりと優しい光が部屋に差し込みます。
リビングは、家族がもっとも長く過ごす場所。
このように「暮らしに自然と溶け込む窓の設計」は
快適さとデザイン性の両立を図る上で欠かせません。
最後にご紹介するのは、寝室に設けられた横長の小窓。
一見シンプルなこの窓、実は【室内窓】
外は吹き抜け空間になっています。
窓の位置は目線より高く、外部からの視線を遮りながらも
しっかりと吹き抜けに差し込む光を取り込めるようになっています。
また、中央にある2枚の縦すべり窓（外開きタイプ）は、風の通り道を確保するためのもの。
寝室における「通風性」は、質の良い睡眠のためにも大切な要素です。
さらに、ガラスには凹凸のあるすりガラスが使われており
室内の様子が外から見えにくくなっています。
カーテンいらずで、スッキリとした壁面を保てるのも嬉しいところです。
このように、「守る窓」は、プライバシーや安心感といった機能面において重要な役割を果たしています。
【いかがでしたでしょうか】
窓は、家にとって“目”のようなもの。
風景を切り取り、光を届け
心地よさを伝えてくれる存在です。
今お住まいの家、あるいはこれから建てる家で
「どんな窓をどこに、どんなふうに設けるか」
を意識してみると
住まいの印象は大きく変わってくるかもしれません。
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